「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」プレイした!
ゲームした!
最近いろいろ手を付けているので他にもしてるんですが、昨日したから早速…
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フィンチ家という薄幸で夭逝の一族の血を引くエディスちゃんは、お母さまに連れられて出たっきり六年ぶりに一族の屋敷に戻ってきたのでした。
家族が増えるたびにいびつに増築されたフィンチ家のお屋敷は迷宮のごとく入り組みかつ様々な仕組みの仕込まれたまさに奇妙な屋敷になっています。
お母さまを失い、ついにフィンチ家最後の一人となったエディスちゃんは亡くなった親族たちの思い出とたどりながらフィンチ家の歴史を紐解いていくのでした…みたいな話。
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ホラーと伺ってやったのですが、襲われたり戦ったりするパートがなく自力で堂々ゴールできた!
(あるとパ二くってオブジェクトを探してる場合じゃなくなってしまう)
ていうか、アドベンチャーなのか。
主人公はエディスちゃんですが、亡くなった家族たちの記憶を追うときはその家族になって追体験します。
けっこうファンタジックであるときは動物になり、あるときは凧をとばしたり、ブランコに乗ったり、いろんなことをします。
エディスちゃんのお母さまが家を出る時すべての寝室のドアをふさいでいったため、そのまま入室することはできないのですが張り巡らされた通路とギミックでもぐりこんで調査していきます。
めちゃくちゃわくわくでした!
本を開くと扉の鍵が出てきたり、壁に海の生き物が優雅に泳いでいる姿が書いてある部屋があったり、こういう洋館が好きなかたなら見てるだけでも大満足なはず。
エディスちゃん以外の方はすべて亡くなっているので持ち主のいなくなった部屋特有のさみしい雰囲気の漂う空気間もいい。
フィンチ家はものすごく本を読むお家のようで家の中は本でいっぱいです。
(積み重なった本の上にTVを置いてるのにはゾッとしたけど…)
ところどころに読書するのにぴったりな場所や椅子がしょっちゅう出てきて、こんなところでゆっくり出来たらなあって思いました。
やってて思い出したのは「ミラベルと魔法だらけの家」で各人の部屋にはお部屋の持ち主さんらしい絵の描かれたドアと内装が施してあるところに共通点があるな~って。
フィンチ家の皆さんのほうは亡くなったあとに書いているのか、それとも当人が好きでデザインされたのかは謎ですが素敵なドアでした。
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特に面白かったのはルイスさんが鮭の缶詰工場で働くパートです。
ルイスさんはエディスちゃんのお兄さんで、作業が単調だからと言って自分を完全自動運転化し妄想に100%振っているたぐいまれな素質をもつ従業員です。
しかも妄想し続けて帰宅を忘れるという天才ぶり…
私は途中までどう進めたらいいのかわからずずっと作業を続けていたのですが全然できず、台に鮭が溜まって大変なことになった。
ものすごい既視感。
私が何らかの作業するときよくこうなるんです……
前の会社でもこういうことがあって…
うっ!
いま思い出してストレスで目がぴくってなっちゃいました。
ルイスさんは妄想しながらもジャンジャンできる人だからホント尊敬です。
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なんとこの作品、日本の小説にインスパイアされたそう!
へえ~っ!
ディレクターさんのインタビューで何冊か上がっているのを見つけたので機会があったら読んでみたいと思います。
ていうか、最近タグをつけるのをすっかり忘れてた!!!
しまった…しかもそのままいっぱい更新しちゃった。
そのうち整理しなくては。