今日も元気なヴーワンワン

どうでもいいことをいっぱい書くブログです

「すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ」見た!

映画 すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ (オリジナル・サウンドトラック)

 

先日見てきた!(これはサウンドトラックの絵です)

 

朝一の回しかもうないので早起きした(笑)

なんと観客は私のみ。

公開は11月ですから、子供の皆さんはきっと冬休みにご覧になっているのでしょうね。

わたくしといえばグズグズしまった。

しかし、正直助かった。

やっぱご家族の皆さんで見てるとこにバーーーン!!!!とアラサーお独りぼっち様が突っ込んでいくのは申し訳ないので…

 

・・・

 

すみっコのみんなの世界では「5年に1度の青い満月の夜、魔法使いたちがやって来て夢をかなえてくれる」という伝説があるそうです。

そして伝説の通り、町にやってきた魔法使い「わん」「つー」「すりー」「ふぉー」「ふぁいぶ」の5人兄弟に出会ったすみっコたちは意気投合し魔法でいっぱいのパーティに招待されます。

 

そして、夜が明けるころ魔法使いの兄弟たちは魔法使いの国へ帰っていくのでした。

しかし、よく見ると末っ子のふぁいぶ君が取り残されていたのです。

なんと、上の兄弟たちは間違えてたぴおかを連れて帰っていた(オイオイ!)。

 

次、魔法使いがこちらにやってこれるのは5年後、途方に暮れたふぁいぶ君に手を差し伸べたのはとかげさんでした。

再び兄弟に会える日まで二人は二人暮らしをすることになるのですが…みたいな話。

 

・・・

 

初めて知ったけどとかげさんだけ一人暮らしなんですね。

もちろん毎日通ってるんだと思いますけど秘密があるからですよね。

 

あととかげさんのお宅でけえなって思いました。

見た目以上の広さがある。素敵な家だ。

 

しかしとかげさんあんな素敵な家で秘密と共にさみしい思いをして暮らしている。

ふぁいぶくんをおうちに招いたとき、壁に飾っていたお母さんの写真だか絵だかをそっと裏返していた。

胸がずきっと痛むシーンだったな…

お母さまもとかげさんのこと、遠くで思ってるんだと思うと切ない。

 

 

今回もなんですが、さらっとめっちゃ深いテーマを持ってくるから見ててドキッとしてしまう(笑)

 

魔法使いたちは魔法でどんなこともかなえられるから夢を理解できないんです。

だからみんなが理想と現実の摩擦のために悩んでるのを何とかしてあげたいふぁいぶくんが魔法でみんなの夢を消したんですよね。

 

そしたらまるでみんな別人みたいになってしまった。

逆に夢を取り戻させることで元に戻すんですけど。

 

逆に悩んでる状態が良いというか、それがみんな自身なんだよっていう…

すみっコたちもそれでいいみたいでなんかものすごい懐の深さみたいなものを感じてしまった。

 

こういうほんわかした世界観にこんな擦れた大人の価値観を持ち込んで話してるとやばいくらい無粋だなって思うんですけど今回も衝撃を受けてしまった。

すみっコの感想に擦れたとか価値観とかいう言葉が出てくること自体違和感ですけどね。

 

一作目でこんなかわいくてやわらかそうなみんなでこんな話をやるのかよってメッチャ衝撃だったんですけど、今回はすみっコってこういう話なんだよな~って余裕をもって見た(笑)

 

ブログやり始めて自分の考えてること突き詰めたり、思ってること全部言葉にしようってあくせくしてるんですが、あくまでおだやかにゆっくりふんわりと悩みも含めてじぶんだよって大きくとらえてみるっていうのもありかなってちょっと思いました。

 

すみっコたちのくらしを見ているともっともっともっと深呼吸して生きなきゃって思います…

 

・・・

 

すみっコたちの暮らしを垣間見ると毎回驚きに満ち溢れて、そうなんだ…ってもっと知りたくなります。

 

メッチャちょっとしたことなんですけど、新装開店したスーパーにみんなで買い出しに行くシーンがあったんです。

 

そこでお金の管理ってねこさんがしているのに気が付いた。

同居のお金をプールしてる(?)んだ~って思ったのと、そのお金を管理してるのがねこさんなんだ~ってビックリもしたんですけどなんか納得した…

 

ねこさんって一番地に足ついた感じがするというか。

 

美しい自分になるためにガツガツしてたり、ドカ食いしたり俗っぽいとこがあるし…

他のメンバーは結構ふわふわしてて浮世離れしたとこもあるのでお金の管理はやっぱねこさんなんじゃないかって私も思う。

 

そういえばパンフレットも買った!

 

通常版と特別板がありますよって聞いて、何が違うのか聞いたら「絵コンテついてます」とのこと。

特別版にしたらガチの絵コンテがガツンと大容量で載っている。

当たり前っちゃ当たり前なんですが映画そのもので今見てるみたいな気持ちになる。

プロ仕様だ…

これ大人の人にも相当ファンいるなって確信してしまった(笑)