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狂つた一頁見た!【映画・読書感想】

狂つた一頁

 

セリフなしの白黒映画で、常に隙間風を思わせるさみし気な音楽が流れている。

日本初のアヴァンギャルド映画らしいです。

難解すぎて正直何が何だかわからなかった…(恥)

 

これからご覧になる方におせっかいを申し上げるなら、最初にあらすじをちょっと読んでからご覧になるのがいいかもしれません…

 

私は途中休憩したときに我慢できずに検索してしまったのですが、そうしたらようやく落ち着いて見られるようになりました。

それでもよくわかんないので、今日図書館で「川端康成全集第1巻 伊豆の踊子」をお借りして原作を拝読してきました。

 

好みな映像が流れていても話の筋が理解できないとこんなにも集中できないかと我ながら呆れる…

一応先日の4連休中に見たのですが、午前中から見始めて観終わったのは夜の8時です。

 

最終日だったのでなんとなくしっくりこず結局次の休みに本が読めるまで引っ張ってしまった。

最初の日に見てれば次の日にだって読みに行けたのにな…とほほ…

 

で、読んでようやくなんとなく理解した気がする。

 

・・・

 

主人公の男性は精神科病院の用務員さんです。

かつては船乗りでしたが、自らの家庭内暴力によって病んで入院してしまった奥様を見守るためにこの仕事に就いたのです。

そして、主人公の娘さんはお母様に結婚の報告をしようと病院に訪れたとき、はじめてお父様が用務員としてお母様のそばにいることを知るのでした。

娘さんはお母様の病状を結婚相手に知られるのを恐れています。

主人公は負い目に感じて奥様を病院から連れ出す妄想をするのでした。

 

・・・

 

…って感じですかね?

理解できてるのか不安だ。

 

 主人公の妄想がいくつか織り込まれていて、ストーリーなのかそれとも妄想なのかごっちゃになって悪い夢のように不条理です。

 

・福引で一等のタンスを当てて、嫁入り道具が用意できたと喜ぶ

・病院から奥様を連れ出すのを止めたお医者さんや騒ぎだした患者さんを殺害する

・混乱状態になった患者さんたちに微笑んだ能面をつけて幸せな気持ちになる

 

箇条書きのような感じの主人公の妄想パートが説明できなければ、この映画を紹介できたことにならないとは思いつつうまく言葉にできないのがもどかしい。 

 

ぶっちゃけよくわからなかった、ってのが本音の感想です…

精進したいと思います…

 

映画はオーバーラップの手法を取り入れているということなんですが、意外にもその指示で「ダブる」という言葉が度々出ていたのが印象的でした。

シナリオってあんま読んだことないのでこういう言葉使うんだ、と新鮮だった。

しかも「(Wって)」って書いてあった。

 

どうでもいいけど、「ダブる」って、2つの、とか、二重の、の意味のダブルから来てるのかな?

調べたらまたしてもウィキペディアに音が似てるから当て字でWを使うこともあるってもう書いてある。

 

というか、Wの語源自体ダブル(double)ユー(U)ということなんでそんなもんですよね。

個人的には昔モー娘。辻ちゃん加護ちゃんがW(ダブルユー)ってデュオ組んでたからなんとなく納得できる。

なんかいい感じなので、私もたまに使おうかなと思います(どこで…?)。 

 

あと旧字体で読めなかった字をメモって来たので書いとこうと思います。

読めない文字を知らんぷりして読む癖があるからまた理解度が下がってるんでしょうね…

 

・「舞臺」…舞台

・「瀉眞」…写真

 

読めね~

画数が全然違うじゃん…私は悪くないと思います(弁解)。

 

本、その場でそれだけ読んでそのままお返ししてきたのでひっさびさの図書館だったけど滞在時間30分もいなかったと思います。

なんだかさみしい。

もう少しくらい長居したかったけどご時世的に仕方ないですね…

 

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図書館のベンチで取った写真。

今日は日陰が涼しかったので一休みしました。

 

そしたら現実の解像度が高すぎて、まじまじと木を眺めてしまった。

本物の木って美しすぎる。

 

この木は全部の葉っぱが1枚1枚存在し、光の当たり方も正確で、風の当たるままいくらでも動くわけで…

最近ゲームとかして「すごい!本物みたいにリアルな景色~!」って喜んでたので、本物見たら逆にめっちゃ本物でびっくりするという怖いことをしてしまった。

 

…私みたいなパソコンかぶれは草刈りとかして感動してればいいですね…

明日は少しはやれたらいいな~