「ジュラシック・パーク」見た!
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コスタリカ沖の孤島につくられた「ジュラシック・パーク」。
そこでは琥珀に閉じ込められた蚊から手に入れたDNAを使い、蘇らせた恐竜たちでいっぱいの夢のテーマパークになるはずでした。
主人公のグラント博士とサトラーさんは、ジュラシックパークの経営者ハモンドさんから推薦状を書いてほしいと依頼されます。
最初は乗り気ではなかった二人ですが、破格の研究費の補助を申し出られたことからジュラシックパークへ向かうことにするのですが…?みたいな話。
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「いる」みたいという意味でスゴイ自然だった。
グラント博士の目の前に本当に恐竜がいました。
コレ当時見た人は仰天したんじゃないでしょうか。
私も見入ってしまいました。
画面というか、視界にに映り切らないこのブラキオサウルスを映画館で見られたらなあ。
グラント博士とサトラー博士の興奮ぶりもほほえましいというもの…
パークに反対の感じのマルコム博士ですらトラブルまでは結構楽しんでいる。
こういう研究って直観的に何らかの問題がありそうだとわかってしまうじゃないですか。
だからこそ「恐竜って…、いいよね…」っていう素直な感動みたいなものが共有されているグループの人たちと一緒にまずとにかく存分に恐竜を満喫する時間がとられているのが嬉しいです。
しかし、その興奮からジュラシックパーク内の見学中にツアーコースを外れ研究所へダッシュする博士たち。
ちょ、ちょっと!
こういう見学可能な職場ってものすごく嫌だ…
しかも勢いが凄い。話かけてきそうなタイプだ…
研究員の人、どう考えても予定聞かされてるじゃないですか。
絶対朝礼とかで「本日は〇〇時ごろお客さんがいらっしゃいます。ただし見学は室外側から様子を見る形になりますので入場はありません。では今日も一日よろしくお願いします」って主任とかが伝達してると思います。
それでいてお客さんが社長振り切って入ってきたら、最悪じゃないですか…
「あ!白衣着ていただかないとダメで!白衣は向こうの入り口にしかないんで…!白衣ないんで!」って必死になっている主任(架空の人物)とかの姿が目に浮かぶ。
嫌だ…
あと、社長…!
一番偉いから、勝手に手袋付けて勝手に卵に触ろうとする…!
予定にないことをしないでほしい!去れ!触んな!去れ~~~っ!
言っといたのに呼ばれてないのは、社長が来るとめんどくさいからだとすぐにわかりますよね。
「わしは現場のことなら何でも知ってるから大丈夫なんじゃ^^」みたいなのが一番嫌だ。
とにかく嫌なんだ~~~~~~~~~~(叫)
しかし、長い年月の間に欠損した恐竜のDNAをカエルのDNAで補った、ってどういう意味なんだろう?
それをダチョウやエミューの未受精卵のDNAを恐竜の置き換えた、とか。
私だとDNAのこともよく知らないし全然どういうことなのかわかんないです…
雌の恐竜だけにしパーク内の個体数を調整できるようにしていたはずなのに、雌が雄が変化する種類のカエルの遺伝子を用いて補ったため雄が現れ繁殖してしまって管理できなくなったという続編をにらんで設定を作ったということなのかな?
すごいなあ。
本当の化学とかとはまた違うけど、両生類の遺伝子で補ったから命を自発的にはぐくみだしてしまったという。
理論的というか、想像の発展というか。
それならこんなふうなことが起こるかもしれないよねっていう、ストーリーの作り方って本当にすごいなあって思いました。
しかもワクワクの世界でなくて、こんなどっちかというと怖い世界で。
草原を走りまわって、食事をして、生生しく生きて、死ぬっていう。
想像力って本当に無限なんですね。
あと、最後夢破れて悲し気なハモンドさんの様子が悲しい。
ジュラシックパークはこんなことになっちゃったけど、ハモンドさんの夢で、悪意があるわけでもただのビジネスでもないわけで。
カンタンに否定しちゃいたくない本当に複雑な気持ちになりました。
自然への畏怖の念みたいな文脈で、恐竜が未だにこうも魅力を保っているのはやっぱりジュラシックパークの影響なのかなって思います。
本当に本当に傑作だと思います。
いやはや、この映画を見て恐竜に襲われるよりも職場にお客様と社長が来る方が倍は嫌だということに気づくことが出来ました。
と、おふざけはさておき…(汗)
すっごくおススメです^^b
余談ですが、聞いたらすぐこれとわかるのに思い出そうとするとインディージョーンズのテーマしか思い出せないのあるあるだと思います。
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今まで見たジュラシック…のやつ↓