「風鳴村」見た!
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風鳴村―そこに足を踏み入れてはならない 誰にも言えない秘密を抱え、ベビーシッターとして働くジェニファー。しかし、雇い主に偽造パスポートがバレてしまい逃げるように飛び出した彼女は、行く当てもなく路上で日々を過ごすことに。そんなある日、ジェニファーは警察に追われる最中、たまたま通りがかった観光バスツアーに参加者として運良く紛れ込むことに成功する。世界でも有名なオランダの歴史ある風車巡りを楽しむ乗客と違って、ジェニファーの表情は暗いままだった。そして突然、バスがエンジントラブルにより動かなくなり、乗客は一夜を車内で過ごすことに。しかしそこには、ある曰くつきの伝説の風車がひっそりとたたずんでいたのだった。さらにバスツアーの参加者全員には、ジェニファー同様、誰にも言えないある秘密を抱えていた…。(Amazonさんより↓)
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モグリで恥ずかしいのですが、レビューに出てくる「ゴア描写」という単語がわからなかった…
↑ 「ゴア(Gore) - 血糊や流血など、べっとりとした血液を表現する言葉。ここから転じて血しぶきが飛び散る残虐シーン等のある作品。」とのこと。
じゃあ、「ゴア」な映画だ。すごい「ゴア」です。
オランダの映画も多分初めて見たと思います。
これが最初となるとイメージが偏っちゃうのでもっとオランダ映画を見ないといけないですね(笑)
それはさておき、なんとこれ「村シリーズ」ではないそうです。
舞台も全然オランダだし、このネーミングもビジュアルの寄せ方も本当に思いきっていてスゴイと思います。
The Windmill Massacre The Ultimate Fantasy Playlist
原題「WINDMILL MASSACRE」で調べるとこんなビジュアルも。↑
内容もこちらのビジュアル通りだと思います。
ってことは、日本向けに村シリーズに引っ掛けて広告を打ったってことですよね。
販促の底力というか、「宣伝ってものはこうやってやるんだ!」という根性みたいなものすら感じました…
本当にすごい…
内容は罪を犯したものは罰を受ける必要があり逃れることが出来ない、という内容に尽きます。
率直に言うと罰を受けた人たちがここまでスプラッタにされるほど情状酌量の余地がない人ばかりかというと何とも言えない…
事情とかは関係なく、「罪」を持っている人をどんどん処分する職業のヘンドリックさんの話という感じ。
グロテスクなシーンを爽快に楽しむ映画なのかな?
私は血しぶきバーン!!みたいなのってそんなに好きではないので、へーって感じだったのですが登場人物が様々な方法で亡くなっていくので好きな方には「お!」となるかと思います。
ちなみに登場人物に「タカシ」という日本人男性がいる(なんとロンドンを拠点に活動する日本人俳優の石田淡朗さんという方)。
このタカシさんがすごくて、本当にごく普通の男性っぽいんですが、急に儀式をしたり、一連の出来事に対して「自分は罪業を犯したことがあるが、慚愧の念を示すことで助かった」と意見を言ったりスゴイスペックの持ち主…
日本というか、東洋の神秘に対するイメージが凄い。
しかし、反省している人間は手にかけないというルールをキャンセルするために殺人鬼のヘンドリックさんを助けている奴がいて退場してしまった。
それしちゃったら意味わかんなくなっちゃうだろ!と思いました(笑)
とはいえこんなイメージが日本にあるなんてちょっと面白くて嬉しい(?)です。
村シリーズが好きな人は、風鳴村は違うと思いますがタカシさんに会うためにご覧になるのはありかなと思いました。
と、こんな映画見つけた!って言いたくて、村シリーズをずらっと見たわけでした。
やはり今のところわたくしには日本のホラーの方が水が合う感じかもしれません。
しかし、今回の風鳴村は面白い出会いとなりました…
お好きな方は是非…すごく「ゴア」です(笑)