今日も元気なヴーワンワン

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「がんばれ!ベアーズ」「がんばれ!ベアーズ特訓中」見た

がんばれ!ベアーズ (字幕版)

ジャッキー・アール・ヘイリーさん見たいと思い借りてきた。

いやはやさすがに少年すぎた、ワハハ…

 

・・・

 

プロ野球選手のバターメイカーさんが悪ガキだらけのベアーズのコーチに抜擢されます!

しかし、みーんな野球がへたっぴなのです。

バターメイカーさんは昔の恋人の方の娘さんアマンダちゃんをピッチャーに、不良のケリー君をバッターにスカウトしチームを盛り立てていこうとするのですが…みたいな話。

 

・・・

 

マジですべてのシーンで「大らかな時代」を感じる(笑)

11歳がライブでデートするどころか、バイク乗ってるしタバコ吸ってるし。

あとチーム全員についての悪ガキの描写の解像度が高すぎる。

 

確かにバターメイカーさんだってすっごい立派な大人って設定じゃないけど、この子達の相手は一苦労なはず…

子供たちにマティーニを作らせてたり、基本ベンチでビール飲んでるんで子供たちがめっちゃバカにして舐めた態度取ってくるんですが、はいはいは~いって感じで一蹴している。

 

子供たちに全員一気に話しかけて来て、それを適当な大人が適当にあしらってる様子とかほほえましい。無性に面白くなってしまう。

 

いや~ジャッキー・アール・ヘイリーさんの幼き日のころ、可憐ですね~。

そのケリー君たら手の付けられない不良として出てくるけどどう見ても子供だ。

丁度バターメイカーさんのテキトーさ気に入りそうな頭いい系の不良っぽい感じです。

 

ほかのメンバーはもっと子供だ。

こんな豆粒みたいなタナー君が火の玉みたいな性格なの本当に可愛い。

チームに居たら他チームにケンカ売ってないか心配でいつも気になってしまうと思う。

でも意外にルーパス君の面倒みたりと優しいんですよね。

 

テイタムオニールさん演じるアマンダちゃんも不良じゃないですけど気が強すぎで面白いです。

賭けにのって負けるのホントチャーミングだ。

 

それにバターメイカーさんが本当のお父さんになってくれたらナ…って思ってるのいじらしい。

素直じゃない子だから強く言っちゃうけど、本当の本当はあの涙ですしね…

 

というか全員ちょこまかちょこまか目が離せない。

ベアーズがんばれ~ってめっちゃ応援しちゃう可愛さ。

 

リーグの決勝戦って悪態とケガさせるレベルの悪質指示合戦になるんですよ。監督たちの(オイオイ…)。

特にライバルチームの監督は一線超えたのでそれもビックリだったのですが、子供もめっちゃ反抗してピッチャーが帰っていった。

 

相当勝気な作りで納得いかないことをさせられたら、次の瞬間ムチャクチャやり返す展開に絶対なるんですよね。

いい意味で柄が悪い(笑)

 

全部の子供たちにスポットライトが当たってずっと主人公がくるくる交換していってるみたいになるんですが、ベアーズファンになっていたのですごく嬉しい演出でした。

全員が活躍してるところ見られるのって感激です。

 

何気に伏線回収もするし、小柄な子がストライクゾーンが狭いというところを利用して「フォアボールが得意」とかいう戦法使ったり面白い戦い方いっぱいする。

 

惜しくもベアーズは準優勝で終わる。

でもベアーズを弱小と侮っていた優勝チームが「結構お前らやるな。見直したわ」みたいな感じでちょっと偉そうに、しかし健闘をたたえてくれました。

 

最初からしたらベアーズはすごく成長したからビックリしたのは本当だと思う。

とりあえずよかったね、と思ったのもつかの間…

 

「うるせーぞ!次は勝つ!!!」ってライバルチームに準優勝トロフィーぶん投げつけて笑顔!!

そしてEND!!!

さすがベアーズ!!スポーツマンシップのかけらもない!!!

 

しかしスゴイいいものを見た気がするのはなぜなんでしょうか。

 

 

がんばれ!ベアーズ特訓中 [DVD]

 

前作の監督バターメイカーさんとピッチャーのアマンダちゃんは今回は不在です。

そんなおり遠征試合をすることになるも監督のいないベアーズはケリー君がどっかから持ってきたワゴンで子供たちだけで旅立つのでした…

 

そして、ケリー君は今はもう疎遠になっている実のお父様に監督をお願いするのですが…みたいな話。

 

・・・

 

こっちはケリー君中心のスピンオフって感じですね。

監督のバターメイカーさんはおらず、ケリー君のお父様にお願いするわけですが会うのは実に8年ぶり。

しかももう新しい家族がいるみたいで、名前だけの監督を頼みにいくもちょっと気まずくなるという。

 

とかいっても、いきなり子供だけで遠征すな~とか泊まったホテルで子供たちが爆裂騒いでいるなど爆笑ポイントが多数。

ぎゃあああああ…ってなること請け合い。

 

なのに中心にはすでに距離のある親子という繊細でよくあるテーマが据えてあるからか見た後はケリー君とお父さまがどうかこれからもささやかにでも交流があることを切に願っていた(笑)

いい映画だったな~

 

ケリー君、バターメイカーさんとアマンダちゃんのことみてて「俺にもお父さんがいるんだよなあ…」って会いたくなっちゃったのかな。

だからお父様が監督を引き受けてくれて本当によかったなって思います。

 

面白かった~

 

(↓この前ジャッキー・アール・ヘイリーさんのこと書いたやつ。)

 

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