ジェイコブス・ラダー【映画感想】
怖がりの上に操作が下手くそで全然ホラーゲームできません。
だからプレイ動画をちょぼちょぼ見る程度にかじっているだけのにわかにわか&にわかな私ですが、サイレントヒルシリーズが好きです…
個性豊かなクリーチャーの皆さん、とても良いですよね(変な言い方だ…)!
先日そのシリーズに大きな影響を与えたと言われる名作ホラーがあると聞き借りてきました。
ベトナム戦争でトラウマを患った主人公は妻と別れ、新しい恋人と暮らしています。しかし、ふと悪夢に襲われるようになりその恐怖体験は現実と夢の境目を失っていく…みたいな話…(ザックリ)
最初のベトナム戦争時代の回想から、人気のない電車の中にいることに気がつく流れからしてゾクゾクしますよね。
うわ…これ…そう…これなんだよな…うん…
降り立った駅もあちこちの出口が施錠された不気味な雰囲気ですが、そんな中主人公は大胆に線路に降りたりなどする。勇敢だ~っ…
主人公勇敢過ぎってホラーあるあるだと思うんですよね。
どの出口からも出られないから反対のホームにいくために仕方なくとはいえスゴすぎる。
普通にえーん(泣)ってなってじっとしてしまう。
なんで日常風景なのに駅や電車の中って急に恐ろしいんですかね。
暗がりだからなんでしょうか。
ずっとベトナム戦争下のトラウマと現実を行き来しているのですが現実すら混乱してくる主人公。
追ってくる肉塊を思わせるのっぺりした顔の怪物たち…
最後の病院の感じも悪夢で最高でした。
終わり方も今まで見たホラー映画の中で一番好きかもしれない。
怖いので「もう一回見たい!!!」とはすぐには言えないですが(笑)、何年かしたらまた見てうっとりしたいです。